水は適切なタイミングで、一気にではなくちびちびと飲むことが大切です。のどが渇いたと感じる前に飲むことも大切なポイント。ベストなタイミングで水を飲むための一例を紹介します。
150ミリリットル
冷たい水を飲むと、すっきりと目覚めることができます。胃腸が弱い人は常温水にしましょう。
150ミリリットル
食事中に大量の水を飲むと、胃腸の消化作用が低下します。朝食前にコップ1杯の水を飲んでください。
150ミリリットル
通勤中、呼吸や汗によって水分が失われます。職場に着いたらまずは水分補給をして、仕事を始めましょう。
150ミリリットル
こまめに、ちびちびと水分補給をすることが大切。休憩をとり、コップ1杯の水を飲んでください。
150ミリリットル
朝食同様、昼食前に水分補給。食事中は飲みすぎず、のどの渇きを感じるときは食後にも1杯飲みましょう。
150ミリリットル
甘いおやつを食べたときは、糖分を分解するのに必要で、カルシウム豊富な硬水を飲むのがおすすめです。
150ミリリットル
水分補給で1日の疲れをリセットしましょう。炭酸水で疲労を軽減すると、足取りが軽くなります。
150ミリリットル
食事前にコップ1杯の水分補給を。満腹中枢が刺激され、食べすぎを防止する効果もあります。
150ミリリットル
脱水症状を防ぐため、入浴の前後にコップ1杯ずつの水を飲みましょう。新陳代謝もアップします。
150ミリリットル
睡眠中も水分が失われます。睡眠前はアルカリ性の高い軟水を飲み、酸性に傾いた体をリセットするのが理想です。
1日に必要な水分量を活動量によって増やすべき!
活動量や環境によって、水分補給量を増やす必要があります。
運動30分につき350ミリリットルを補給する
一般的なデスクワークや家事などをしている人は、1日に平均1.5~2リットルの水分補給が必要です。日常的に運動をする人や、仕事で大量の汗をかく人の場合、通常よりも多くの水分が必要となります。主な例は以下の通りです。
- 仕事などで高温の環境にいる人
- 緊張や興奮により、汗をかく機会が多い人
- サウナに入るのが好きな人
- 運動をしている人
- 汗をかく仕事、重いものを運ぶ仕事をしている人
「アメリカスポーツ医学会」が、わかりやすい水分摂取量を発表しています。それによると、運動時間30分につき、350ミリリットルをプラスして水分摂取をすればいいとしています。つまり、毎日1時間の運動をする人の水分摂取量は、平均2.2~2.7リットルが目安ということになります。
仕事で汗をかくという人も、水分摂取量を増やすべきでしょう。ただ、大量の汗をかく場合は、塩分補給も必要となります。水だけでなく、経口補水液やスポーツドリンクを飲むようにしてください。逆に、運動量が少ない人がスポーツドリンクを飲みすぎると糖質過多になる恐れがあります。まずは自分の1日の活動量を把握し、適切な水分補給量を心がけましょう。